潜在的なシワから考える、
敏感肌のための抗シワ研究。
潜在的なシワから考える、
敏感肌のための
抗シワ研究。
ETVOSの肌研究では、敏感肌が引き起こす
シワのメカニズムからシワ改善研究を進めています。
肌は外的刺激などによってバリア機能が低下すると、同時に乾燥が発生。
乾燥が進むとさらにバリア機能が低下し、外的刺激がより肌内部まで入り込み、炎症が起こりやすくなります。
すると肌表面に乾燥による角層の部分的な剥離やキメの乱れ、色むら、毛穴の表出など、シワの前兆ともなるトラブルが起こります。
このようなトラブルが起きている肌は、「潜在的なシワ」ができている状態。
こうした状態が続き、潜在的なシワが進行すると、やがて小ジワ、目立つシワといった顕在化したシワとなってしまうのです。
肌表面に現れる角層の部分的な剥離やキメの乱れ、色むら、毛穴の目立ちなど、シワの前兆が表出する大きな原因となるのは、バリア機能の低下による「乾燥」。
シワが顕在化する前に、肌のうるおいをしっかりと保つことが大切です。
乾燥へのアプローチには、角層になじみやすく、バリア機能を助けるヒト型セラミドが有用。同時に、乾燥による肌内部の炎症を抑えるアプローチも必要となります。
肌の内部で起こる炎症には、肌荒れ防止有効成分であるビタミンB5誘導体「パンテノール」のはたらきが期待できます。
「パンテノール」は、細胞にもともと備わっている「抗酸化機能」へアプローチする成分です。
表皮にある角化細胞の中には、「グルタチオン」という抗酸化物質が存在し、炎症を引き起こしやすい活性酸素を取り除いてくれる役割を持っています。
このグルタチオンは加齢によって減少し、活性酸素に対する防御能力が失われていくため、炎症が起こりやすくなることがわかっています。
パンテノールにはグルタチオンの量を増やし、抗酸化機能を高めるはたらきがあります。そのため、肌トラブルやエイジングサインの原因となる炎症を未然に防ぐことができるのです。
顕在化したシワには、表皮の下にある真皮へのアプローチも欠かせません。
年齢を重ねていくと、「真皮細胞外マトリックス」と呼ばれる、細胞の外側にあるコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなど、肌にとって重要な構成物質が減少してしまいます。
この真皮細胞外マトリックスにはたらきかけるのが、シワ改善の有効成分である「ナイアシンアミド」。
ナイアシンアミドは、真皮層の構造を支え、肌の土台を作るコラーゲンの産生を促進することができます。これにより顕在化したシワの改善が期待できるのです。
顕在化したシワへのさらなるアプローチとして注目すべき成分が、「タケノコ皮エキス」。
タケノコ皮(モウソウチク)から抽出した最先端のアップサイクル原料で、「ヒアルロン酸」の産生を促すはたらきがあります。ヒアルロン酸はもともと皮膚にあり、肌の柔軟性を保つ保湿成分。
ETVOSの最新の研究により、タケノコ皮エキスが持つヒアルロン酸の産生促進作用を、ナイアシンアミドが相乗的に高めることが判明(特許出願中)。
ヒアルロン酸の産生によって「シワをときほぐす」観点から研究を進めています。